2026.8.23
2026/08/23
精神科の訪問看護を実際に利用したいと思ったとき、「どうやって始めたらいいの?」「費用はどれくらいかかるの?」という点は、特に気になるところですよね。
具体的な利用の手順と、気になる費用・お得に利用するための制度について詳しく解説します。
1. 精神科訪問看護を利用するまでのステップ
訪問看護を始めるには、勝手に申し込むのではなく、まずは主治医や医療スタッフ、訪問看護ステーションへ相談からスタートします。
主治医に相談する
診察の際に「自宅での生活に不安がある」「訪問看護を利用してみたい」と主治医に伝えます。病院のソーシャルワーカー(PSW)や相談窓口に伝えても大丈夫です。
2.訪問看護ステーションを選ぶ
主治医や病院の相談員と話し合いながら、自宅に来てもらう訪問看護ステーションを決定します。
「指示書」の発行と初回面談
主治医が「精神科訪問看護指示書」という書類をステーションに発行します。その後、ステーションの担当者が自宅を訪れ、本人の希望や困りごとを聞き取りながら具体的なプランを立てます。
サービス開始
契約完了後、決まった曜日・時間帯に看護師などの訪問がスタートします。
2.負担をグッと軽くする「自立支援医療制度」
「何度も利用すると、毎月の負担が大きくならないか心配……」という方にぜひ知っていただきたいのが、自立支援医療(精神通院医療)制度です。
自己負担が1割に軽減: 通常の医療保険で3割負担の方でも、この制度を利用すると原則1割負担になります。
月ごとの上限額がある: 世帯の所得に応じて「1ヶ月に支払う医療費の最大額(上限額)」が決められています。たとえば、上限が「5,000円」と認定された場合、病院の診察代、お薬代、そして訪問看護の利用料をすべて合わせて、どんなに利用しても月最大5,000円以上の支払いは発生しません。 すでに精神科の外来通院で自立支援医療を利用している方でも、訪問看護を対象に含めるための手続きや確認が必要になることがあります。まだ利用していない方も含め、まずはかかりつけ医や役所の窓口で相談してみましょう。


